もう知ってるんだけどね

【弱酸性心理学：癒されて】を読んで
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200412142340000000128642000
次の部分

でも昨日、隣家の小学生、Ａちゃんの口から、私としてはちょっとショックな
言葉を聞いてしまいました。

「サンタクロースがお父さんだって、もう知ってるんだけどね。お父さんが
かわいそうだから、信じてる振りしてあげてんの」

う。。。ん。こうやって、子供たちは一生懸命に親を喜ばせようとしている
んだね。「サンタさんを信じている純真な子供」像を、「子供のため」に
あてはめようと（押し付けようと？）している親を、無意識に感じながら。

親の意（サンタさんを信じている子供）に沿いながら、自己利益（純真な子
ならＯＫという親の承認と、プレゼントという現実的な利益）も手にする
ためには、「振り」をする必要があると、分かっているんだね。

　Ａちゃんのような子、多いかも…。(^_^;)
　問題は「自己利益」のためなのかどうか…。私も自己利益のためのような気がするが、「大好きな親のため」であってほしいという思いがある。

　いわゆる「よい子」って自分の身を守るために演じる「よい子」、親に愛されるために演じる「よい子」のことで、ありのままの自分が出せずに心の病になりやすいようだけど、親に愛されるためではなくて、親のことを愛しているから「よい子」を演じている場合も心の病になるのなら、ちょっと悲しい。親とはいえ、他人を愛せる人ってステキだと思うから。