私を見捨ててくれ
『女子まぐ!人生岐路岐路クリニック:私、サディスティックなんです』
を読んで
http://woman.mag2.com/kirokiro/
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次の部分
そのため、「男は私のことを好きだといっているけど、本当は嫌いに違いない」と思い、そのためにわざと冷たく接することで、相手に「もう、ついていけない。別れたい」と考えさせ、「ほら、やっぱりね…」と思おうとしている可能性が大です。
この心理はとても厄介。相手の男はどのように接したら良いのだろうか。この相手の心理を理解していると寛容になれるかもしれないが、知らないと「何だ? この女?」と逃げていくだろう。女は悲しむのだが、ゆうきゆうさんの分析の通り「やっぱりね」と心の奥底で思っている。もしも男が逃げなかったら、自分の予想と矛盾するわけで、その矛盾を解消するために女はどうするだろうか。あくまで無意識の話である。自分の予想(信念)通りになるように執拗に攻撃するか、現実に自分の信念を合わせて攻撃をやめるか……。後者であってほしい。ただ、それまで男は耐える必要がある。
この心理、恋愛に限ったことではない。自己否定的な傾向のある人は、自分のことを好いてくれるような人が現れる度に同じことを繰り返すのではないだろうか。
ゆうきゆうさんは「予言の自己成就」と説明しているが、「交流分析」の世界の「キック・ミー(私を見捨ててくれ)」というゲームに似ている。救済者、寛容な人、自尊心の強い人がゲームの相手をさせられやすいそうだ。優しい精神科医やカウンセラーが陥りやすいゲームだろう。対処方法は「冷静な態度で我慢し、関係を続ける」ということらしいが、難しい。腹が立つのはかまわないと思うし、腹が立った感情を無視してはいけないと思うが、その感情を感情的に相手にぶつけたらゲームオーバーだろう。相手の勝ちである。しんどいゲームですね。
そう言えば、この現象、某国の態度に似ているような気がするが、私の思い過ごしだろうか?
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