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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

ケアマネジメントという名の管理

ゆうきゆうさんの「マックよりロッテリア!? (前編)」を読んで
http://blog.ameba.jp/yuki/archives/000373.html
次の部分

 自分とはまったく関係のないところで「次の目標はこうだから」と決められ、それを そのまま押し付けられても言われたほうは決してやる気は起きません。

 よって、もし相手の達成への気持ちを持ち上げたいと思うなら、少しでいいので「相手と一緒に目標を設定すること」。


 これはとても重要なことだと思う。介護保険制度の中に「ケアマネジメント」という仕事があるが、簡単に言ってしまえば「サービスを利用する人に最も適した介護サービスのパック(セット? プラン?)を作る仕事」ということだろう。この際にサービスを利用する人と一緒に利用するサービスを決めることが大切なのだが、ケアマネージャーが独断で決めて、利用者に押し付けていることがないだろうか。もっと酷い例では、利用者に合わせてサービスを選択するのではなく、既存のパックを押し付けているケースがないだろうか。旅行に譬えると、客の見たい景色などを聞いて客と一緒にオリジナルの旅行プランを作るのではなく、既存のパック旅行を勧めるような状態である。ケアマネジメントの場合は半ば押し付けている場合もありそうである。そういえば、勝手に有料の付録を付けて押し付けていることが問題になっていたような…。
 ケアマネジメントの考え方が障害者福祉の方にも広がるらしい。もう始まっているかもしれない。この場合もサービスの利用者と一緒になって決めることが大切である。しかし、ケアマネージャーの役割をする人が独断で決めてしまいそうな気がする。特に知的障害者や精神障害者のケアマネジメントの場合は、「利用者には判断能力がない」という偏見に基づいて、ケアマネージャーと家族が本人の意思を除外した形で決めてしまいそうである。それではダメである。施設を出て、在宅で福祉サービスを利用する流れになっても、利用者本人がサービスを選択できないのなら施設にいるのと同じである。地域全体が施設になったようなものである。それではダメである。
 老人福祉の担当者から、障害者福祉の担当者から、「他に利用できる設備(サービス)がないのだから、選択肢が少ないのだから、仕方がない」という言い訳が聞こえてくるような気がする。選択肢が少ないのは本当だろう。しかし、だからといって、そのサービスを強制してはいけない。ついでに、「サービスを受けないのなら支援しない」などという態度ではいけない。それは「うんこ味のカレーを食うか、カレー味のうんこを食うか」を選択させているようなものである。それではダメである。

 まだ書きたいことがあったような気がするが、忘れてしまったので、この話はここまで。


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