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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

突然批判されたら

「水島広子★国会報告 No.212」を読んで
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200412250900000000056084000
次の部分

  どんな国も、水面下での交渉の経緯もなしに突然批判されると硬直化
してしまう、というのは、なるほど真実だと思いましたし、やはり外交が
人間関係の延長線上にあるということも改めて認識しました。


 その通りだろう。自国の利益ためとしても、相手国に対する配慮という意味でも、突然批判するよりはあらかじめ水面下で交渉した方が良い。今問題になっている某国との関係でもこのような態度が必要だろう。実際、数年前に大きく進展したのは水面下での交渉があったからだろう。小泉首相はそのことを分かっているから、あのような曖昧な態度にならざるを得ないのかもしれない。しかし、米国のイラク攻撃の際も、突然批判せずに水面下の交渉を経てから批判しようとしたのだろうか。その交渉が長引いているだけなのだろうか。実際はそうではなく、米国に嫌われたくなくて仲良しでいたかったからだろうが、もし水面下の交渉を経てから批判するつもりだとしたら、それは間違いだろう。米国のイラク攻撃に対しては即座に批判するべきだったと思う。外交が人間関係の延長線上にあるのは確かだから、人間関係が良好でない某国との関係では水面下の交渉が必要だろうが、すでに人間関係が良好になっている米国が相手の場合は、水面下の交渉を経ずに即座に批判しても問題なかったと思う。

 さて、人間関係において、突然批判されると硬化してしまうのは、その通りだろう。批判の場にたくさんの人がいる場合は、特に硬化する。相手のプライドを傷付けたり不快な思いをさせないためにも、突然批判せずに、ある程度の良好な関係を築いてから二人だけの場所で批判した方が良い。他の人がいる場所で批判する場合も二人だけの場所で批判してからの方が良い。新約聖書マタイによる福音書18章15節〜16節にも次のように書かれている。

 また、もし、あなたの兄弟が罪を犯したなら、行って、ふたりだけのところで責めなさい。もし聞き入れたら、あなたは兄弟を得たのです。もし聞き入れないなら、ほかにひとりかふたりをいっしょに連れて行きなさい。ふたりか三人の証人の口によって、すべての事実が確認されるためです。


 この後に『そのでもなお、言うことを聞き入れようとしないなら、教会に告げなさい』と続く。公の場で責める前に水面下で交渉する重要性を説いている。

 しかし、私は突然批判されても平気な人でありたい。きっと、いつまで経っても突然批判されたら硬化するだろう。それでもすぐに軟化したいと思っている。硬化したままでは冷静な判断が出来ない。自分を客観的に見ることが難しくなる。自分を客観的に見られなければいつまで経っても成長しない。だから、突然批判されても、その批判に耳を傾け、自分のことを再点検したいと思っている。そのような人間になりたいと思っている。

 ところで、このブログでは、いろいろな人の意見を突然批判しているし、これからも突然批判する。御容赦願いたい。


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