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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

石橋を叩いても渡らない人達

『水島広子★国会報告 No.213』を読んで
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200501080900000000056084000
次の部分

 梨花女子大学では、「男女雇用平等法を作るときには、日本の雇用機会
均等法を大いに参考にして作った。ところが、その後、日本よりも韓国の
方が進んでいる。どういうことなのか。韓国が早いのか。日本が遅いのか」
という質問をいただきました。
 多分両方だろう、と答えたのですが、韓国では、とりあえず法律や制度
を作ってみて、不都合があったら後で調整しよう、というフロンティア精
神があります。一方、日本の立法は、石橋を叩いても渡らないようなとこ
ろがあります。
 こういった手法の違いが、それぞれの国でのエネルギーの違いにもつな
がっているように思います。


 水島広子さんの著書「親子不全=<キレない>子どもの育て方」(講談社現代新書)で紹介されているクロニンジャーの「七因子モデル」で分類したら、韓国の政治は「新奇性追求」が高く、日本の政治は「損害回避」が高いということかもしれない。国内でも「新奇性追求」が高いのが「革新」で「損害回避」が高いのが「保守」ということかもしれない。そんなに単純ではないだろうが、『日本の立法は、石橋を叩いても渡らないようなところがあります』というのは面白い。政府に限らず日本人の特徴のような気がする。ただ、石橋を叩いても渡らないのだが、誰かがその石橋を渡ると自分も渡るかもしれない。「毒味の文化」と呼びたくなる。

 私は「新奇性追求」が高いのだが、同じくらい「損害回避」が高い。葛藤が生じやすくストレスを溜めやすいタイプだと思う。若干「損害回避」の方が勝っているようで、石橋も叩いてからでなければ渡らない。ただ、「自己志向」が高いせいか、渡り始めたらびくびくせずに覚悟を決めて歩ける。石橋を渡り始めるまでの時間を短くするのが課題である。

 私のことはともかく、日本も石橋を叩いて大丈夫そうだったら渡ってほしいものである。大丈夫だと分かっても渡る必要があると思えないから渡らないのかもしれないが…。

 ところで、男女雇用機会均等法関連では渡っても大丈夫な石橋が多いだろうから韓国を見習ってほしいが、憲法改正に関しては叩いたら穴が開くような砂の橋なので『とりあえず法律や制度を作ってみて、不都合があったら後で調整しよう』とは考えないでいただきたい。


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