理想の家族を作ろうとして
『【弱酸性心理学:家族・3】』を読んで
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200501260220000000128642000
次の部分
家族について書いていて、ふと思ったのですが、
これを読んだ「頑張っているお父さん、お母さん」の何割かの方々は、
もう十分に自分を責めているのに、また責められているような気持ちになって
しまうのではないでしょうか?
そうかもしれない。しかし『責められているような気持ち』になる人に気を使って語らないと何も語れなくなりそうである。きっとカウンセラーはカウンセリングの現場ではクライアントに応じて言葉を選ぶだろう。『責められているような気持ち』になる人に向かって、このメルマガに書かれているようなことを言わないかもしれない。しかし、不特定多数の人に読んでもらうときにはカウンセリングの背後にある考え方を語った方が良い。そして、その考え方を知ることで読者は問題が起こらないように予防することができるのではないだろうか。問題が起こったときに適切な言動を選びやすくなる(言動を変えやすくなる)のではないだろうか。
メルマガの作者は次のように書いている。
つまり普段の生活の中で、自分の問題だと理解して関わることで、何かが確実に
変わっていくのです。それは苦しいプロセスだけれども、そこを通り抜けると、
確実に楽になる!のです。
その通りだろう。
さて、本文の主題は次の部分だろう。
私たちは無意識のうちに、良い(普通の)家庭というイメージを作り、それに
沿った役割を演じ、また他のメンバーにもそれぞれの役割を演じ続けることを
求めているのですね。
そこにあるは、「自分が本当にこれでいいと思うかどうか」ではなく、人が
どのように見るかという「外側の評価」を求める態度です。
メルマガではもっと具体的に書かれていて、その結果生じる問題も述べられている。
要するに「世間体」を気にし過ぎると問題が生じるということだろう。外から見える部分だけを繕えれば良いが、どうしてもぼろが出てしまうのでちゃんと理想の家族を作ろうとする。理想の家族にするために他の家族を自分の理想通りにしようとする。そして自分も他の家族も無理し過ぎて問題が生じる。そういうことだろう。
「外側の評価」を求めているわけではなく自分が本当に良いと思う「理想の家族」を作ろうとしても同じ問題が生じるだろう。自分が「良い」と思ったのも周囲の人の影響なのだが…。大切なのは諦めることだろう。理想の家族になることを願うのは構わないが、理想通りにならなくても満足できることが大切なのだろう。
メルマガは子育ての話に移り次回に続く。
今回のメルマガはとても重要なことが述べられていたと思う。
また、本メールマガジンに掲載されている記事は、どんどん転載・引用して
下さいね!出典元とURLも一緒によろしく!
と書いてあり、今回のメルマガは全文を転載したくなったが、一部を引用して自分の意見を述べた。
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