認知的不協和理論
『EP : end-point 科学に佇む心と体: 認知的不協和理論』を読んで
http://am.tea-nifty.com/ep/2004/06/dissonance.html
次の部分
自分の考えていたことと結果が違ったとき、自分の言動が周囲の価値基準からはうまく誉められないとき、「認知的不協和」が起きる。
認知的不協和が起きると、人は居心地が悪くなり、
・状況から逃げ出す、無視する、逃避する
・自分の中の不協和を解消して納得できるように理屈をコジツケる
私は心理学の中で「認知的不協和理論」が一番好きかもしれない。いや、嫌いかもしれない。理論としては説明しやすくて面白くて好きなんだが、認知的不協和理論で説明される心理で合理的思考が侵されている状態が嫌いである。(^_^;)
私も認知的不協和を解消しようとして『理屈をコジツケる』傾向があるが、できるだけ意識していようと思っている。
認知的不協和理論の事例として次のようなことはどうだろう。
・NHKが好きだから、
NHKを批判する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
・朝日新聞が好きだから、
朝日新聞を批判する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
・安倍晋三氏が好きだから、
安倍晋三氏を批判する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
・NHKが嫌いだから、
NHKを弁護する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
・朝日新聞が嫌いだから、
朝日新聞を弁護する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
・安倍晋三氏が嫌いだから、
安倍晋三氏を弁護する文章を読むと認知的不協和が生じて反論したくなる。
間違った使い方かな?(^_^;)
認知的不協和理論を含むページはインターネット上にたくさんある。
【Google 検索: 認知的不協和理論】
興味のある人は調べたら良いかもしれない。
雨崎良未さんのサイト内の【進化研究と社会:認知的不協和】でも紹介されている【心理学総合案内「こころの散歩道」】と【心理学ショートショート】は何度も利用させてもらった。それらのサイトの中で「認知的不協和理論」を含むページはGoogleで抽出できる。
【Google 検索: 認知的不協和理論(in 心理学総合案内「こころの散歩道」)】
【Google 検索: 認知的不協和理論(in 心理学ショートショート)】
追記:
私が持っている本の中で「認知的不協和理論」に触れている本があった。
「考えることの科学」(市川伸一著、中公新書)170ページ
(第9章 自己の感情と他者の圧力 2 推論は期待に導かれる)
さらに追記:
認知的不協和理論の事例は、次のように書いた方が良いかもしれない。
・NHKが好きだから、
NHKに有利な情報ばかり利用して、不利な情報は無視する。
・朝日新聞が好きだから、
朝日新聞に有利な情報ばかり利用して、不利な情報は無視する。
・安倍晋三氏が好きだから、
安倍晋三氏に有利な情報ばかり利用して、不利な情報は無視する。
・NHKが嫌いだから、
NHKに不利な情報ばかり利用して、有利な情報は無視する。
・朝日新聞が嫌いだから、
朝日新聞に不利な情報ばかり利用して、有利な情報は無視する。
・安倍晋三氏が嫌いだから、
安倍晋三氏に不利な情報ばかり利用して、有利な情報は無視する。
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