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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

葛藤とクーロンの法則

「『ホームレスのフラストレーション』:ミッドナイト・ホームレス・ブルー」を読んで
http://blog.livedoor.jp/kenjiro45/archives/13357975.html
次の部分

最後は葛藤だが、これはおなじような強さを持つ複数の目標が両立しない状態をいう。この状況にある人間は、不安と緊張の状態に置かれ行動できなくなる。K.レヴィンによれば葛藤には3種類ある。


 この記事に書かれている通り、レヴィンの考える葛藤の3種類は「接近−接近」「回避−回避」「接近−回避」である。この記事はとても勉強になる。ホームレスの場合の例であるが、自分や周りの人の言動と照らし合わせて読むと役に立つのではないかと思う。ぜひ読んでほしい。

 ところで、葛藤の3種類は物理学の世界の「引力」や「斥力」のようだから、クーロンの法則のような数式で表したくなる。調べたり考えてまとめたりしようと思っているのだが、放ったままになっている。ちょっと図示すると次のようになる、と図を描こうと思ったが難しいのでやめる。「接近−接近」は正反対の方から同じ強さで引力が働いている状態である。「回避−回避」は正反対の方向から同じ強さで斥力が働いている状態である。「接近−回避」は同じ方向から同じ強さで引力と斥力が働いている状態である。もしもどちらかの力が強ければそちらか逆の方向に動くことになる。また、クーロンの法則では距離が近い方が引力や斥力が大きいので、少しでもどちらかに近づけば引力ならそちらに向かって動くことになる。心理学の世界の「目標勾配仮説」(以前の記事)のようなものである。ただし斥力なら両方の間で振動するかもしれない。それから、引力や斥力が正反対の方向や同方向でなく少しずれて働いていたら、それらの力のベクトル和の方向に動くことになる。ベクトル和なので、両者の間で動けない時は、第三の方向から力が働けば全く動けない状態が解消される。
 そんなことを考えながら行動すれば、きっと役に立つ…………かな?(^_^;)
 それから、上記引用記事でも述べられている「フラストレーション反応」で問題が起こった時も、別の引力や斥力が働けば解決するかもしれない…………かな?(^_^;)

 「机上の空論」と批判されるかもしれないが、私はそんなことを考えるのが好きである。(;^_^A)


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カテゴリー:ブログを読んで
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sonet-asin-area

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femto

「想像の空論」(?)になりますが、もし、フラストレーションを操れる天秤があれば・・・心の一歩が出ない人たちに的確なアドバイスが出来るのではないかしらと。最近、鬱などで参ってしまってる人をみると、神様の天秤を借りたいなぁ~と思うあたし。 
by femto (2005-02-07 10:02)

正己

makoさん、コメントありがとうございました。m(_ _)m
的確なアドバイスをしたいと思うことってありますよね。
でも、私は的確な言葉が見つからなくて話を聞くだけのことが多いです。
自分のことを「無力だなぁ」と思いつつも「仕方ないよな」と…。
相手もアドバイスなんかいらなくて話を聞いてほしいだけのことが多いですしね。
by 正己 (2005-02-07 16:37)

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