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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

胸部X線検査は有効か否か?

『胸部X線:健康診断で廃止検討、有効性に疑問 厚労省』(毎日新聞、2005/7/17)を読んで
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/archive/news/2005/07/17/20050717k0000m040118000c.html
次の部分

しかし廃止で1000億円規模の影響が出るとみられる業界は、検討会で「有効だとの証拠はないが、有効でないとの立証もない」と猛反発。日本医師会の委員も同調しており、最終調整は難航しそうだ。
(中略)
 一方、連合会副会長の柚木孝士委員は、検討会に出した資料で「(個々の病気の発見法としては)優れた検査法とする根拠は乏しい」と認めながら「有効性が低いとする根拠は確立されていない」と存続を訴えている。
(『胸部X線:健康診断で廃止検討、有効性に疑問 厚労省』)

 「悪魔の証明」を連想した。
 「有効である」と主張する側と「有効でない」と主張する側とのどちらに証明責任があるだろうか。「有効である」と主張する側に証明責任があると考えるのが普通だろう。「有効である」ことが証明できなければ、「有効でない」と考えるのが普通だろう。この問題に関しては私も「有効である」と主張する側に証明責任があると思っている。
 しかし、「ある」と主張する側に証明責任があることは、「ない」と主張する側の責任逃れに使われるから困る。例えば公害による被害の場合、政府は「因果関係が証明されていない」と言って不作為を正当化しようとする。同じような主張を何度耳にしたことか…。「害がある」と「害がない」との主張の対立で「害がある」と証明できなければ「害がない」とみなすことに関しては違和感がある。害があった場合のことを想像するからである。
 それでもやはり、「ある」と「ない」との主張が対立した場合は、「ある」と主張する側に証明責任があると思い続けたい。

 以前の関連記事:
  【悪魔の証明:証明責任は?】


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