選挙:電話作戦が減れば嬉しい
『1票の求めに慎重、苦慮 電話作戦に「誤解」も』(共同通信、2005/8/20)を読んで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050820-00000091-kyodo-pol
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4月施行の個人情報保護法をめぐり、衆院選の立候補予定者の陣営が対応に神経をとがらせている。電話やはがきで支持を頼むと「なぜ知ってるの」「法律違反では」と誤解して苦情を寄せる人が増え、“1票”を求める訴えがマイナスイメージを与えかねないためだ。
(共同通信、8月20日16時56分更新)
これは使えるかもしれない。
私は電話で票を求める手法が好きではない。できれば無くなってほしいと思っている。この記事のように「なぜ知ってるの」と尋ねる人が増えれば減るかもしれない。
ただ、電話で政策について議論できるのなら別。電話がかかってきた方が良い。例えば次のような会話をするのなら電話がかかってきても良いかもしれない。
「ぜひ○○に投票して下さい」
「○○さんは、障害者自立支援法案の応益負担についてどう思いますか?」
「障害者の自立は大切だと思います。他の制度との整合性から定率負担は必要だと思います」
「○○さんは自分の家のトイレに行くのにお金を払っていますか?」
「いいえ、払っていませんが…」
「応益負担だと介助が必要な人は自分の家のトイレに行くのにもお金を払うのですよ」
「……」
「変だと思いませんか?」
「しかし……」
「応益負担に賛成するような人には投票できません」
たくさんの人に電話をしているわけだからそんな議論をする余裕はないし、そもそも電話をかけているのは候補者本人ではないから電話での議論はあり得ないだろう。
候補者との議論は公開討論会や街頭でもできるかもしれないが、たくさんの人の前では議論できない人もいるだろう。そのような人は1対1で議論できる場があれば嬉しいかもしれない。でも、不可能だろう。インターネットの掲示板などを使えば似たようなことができるが、たぶん法律で許されていないし、インターネットを使えない人には役に立たない。
話が逸れたが、票を求めるだけの電話が減ることは嬉しい。共同通信の記事を読んでそう思った。
忙しい時間にかかってくるとむかつきます。
あまりうるさいと、失礼とは思え、切らせていただきます。
時間があるときなら、じっくり聞くのもいいですね。
by femto (2005-08-22 09:45)
makoさん、コメントありがとうございます。
そうそう、そうなんですよ。
忙しい時にかかってくると電話は迷惑なんです。電子メールや手紙は気にならないのですが…。私が電話作戦を嫌っているのはそのような理由もあるのです。電話で話を聞くどころか、ベルが鳴って受話器をとらなければいけないのが嫌です。(^_^;)
by 正己 (2005-08-22 13:10)