３年生までは２０人以下学級

『アメリカ報告３———娘がチャータースクールに通い始めて』（水島広子から皆さまへ）を読んで。
http://blog.goo.ne.jp/mizucx/e/9a92ea909d776dd1345378b5a611fa80
次の部分

　娘のいる２年生は学校で一番人数の多いクラスなのですが、それでも１９人で、担任と副担任の先生が二人でみてくださいます（カリフォルニアは州法の規定によって、３年生までは２０人以下学級とすることが決められています）。教室の構造は日本の学校とは違い、先生の立つ場所をぐるりと囲むようにクラスの全員が座ります。ですから、席が前の子も後ろの子もおらず、皆が顔を見合える状態で座っています。
（『アメリカ報告３———娘がチャータースクールに通い始めて』）

　この引用文の前に、学校に行きたくなかった娘さんが観念して通い始めて今では楽しそうに学校に通っていることが述べられている。学校に通いたくなかった理由は、日本で日本語が喋れないクラスメートの様子を見ていて、英語を喋れない自分がどうなるかを想像していたかららしい。それが、初日から『学校観は見事に変わって』しまったらしい。その理由を水島さんは『先生や友達の温かい支えが大きい』と述べている。その『温かい支え』は上に引用したような少人数クラスだから可能になったのように思われる。

　記事では、その後に娘さんが通っている『クラスの基本的なルール』が紹介されている。なかなか面白い。水島さんが『（日本風に）「娘はご迷惑をおかけしていないでしょうか」というようなこと』と質問した後の担任の答も面白い。興味のある方は上記のＵＲＬにアクセスすれば読める。