共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
2006.02.27 13:55
ダメなあなたでも好き
昔、あだち充さんの「ナイン」という漫画を読んだ時に次のような台詞を見た。
「唐沢くん、プロ野球チーム どこが好き?」
「大洋。(略)」
「じゃ、大洋が勝った次の日のスポーツ新聞 楽しみでしょ?」
「そりゃ、まあ。(略)」
「でも そのためにはずっと新聞とってなきゃね。」
「(略)」
「そうすると みたくもない敗戦の記事まで読むハメになるけど。」
「(略)」
「でも やっぱり、新聞は勝った時の記事を読みたいためにとるのよね」
「だけど… ? ?」
「ね」
「? ?」
(あだち充「ナイン」3巻、小学館、少年サンデーコミックス)
「大洋」というチームを知らない人が多いかもしれない(私もすっかり忘れていた)けれど、それは置いておいて…。
この台詞を見た時に「なるほどね」と思った。これは「愛のスケッチブック」というタイトルの恋愛のような感情が絡んだストーリー内の台詞だけど、恋愛以外のことにも応用できて、例えば私が特定の人のブログを読み続けているのは、その人の魅力的な意見を読みたいからで、そのためには読みたくない意見まで読むことになるけれど、それでも何度も訪れたりするわけで…。
「ステキな話が聞けるかも」と思いながら、たくさんの人のブログを読み続けているのだけど、読んでいるブログが多くなり過ぎて、その割に…、で、少し疲れ気味である。「ナイン」から引用した部分を使って譬えると「大洋の勝率が低すぎる」という状態である。読み続けているブログは一つだけではないから、少し違うかも…。とにかく、読み続けるブログの整理を考えている今日この頃である。でもきっとこれからも増え続けるだろうなぁ、とも…。
「ナイン」ではスランプで空振り三振、それも台風のような大振りの三振が続いているクラスメイト(唐沢くん)を応援している少女の話で最後まで応援し続けている。結末はお決まりのパターン。でも、若かった私を感動させるには十分だった。
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