SSブログ
RSS [RSS1.0] [RSS2.0]
共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

事件の時に田島氏と大畑氏は

『もんじゅ・西村裁判を応援する会ニュース vol.5 から』(ミニコミ図書館)を読んで
http://87721132.at.webry.info/200611/article_1.html

 興味深い。これまでの報告よりも詳しいように思われる。
 「自殺ではない」ことを示す証拠としては弱いような気がしたが、「他殺」と考える場合の動機や動燃側の不自然さは伝わってきた。登場人物の動きを図解すると不自然さが理解しやすいのかもしれないが、考えることに疲れてしまった最近の私には余裕がない。

 事件があった時の行動について述べられているのは次の部分。

 この「事前打ち合わせ」のあとの12時頃、大畑氏は西村さんとともに公用車でホテルに向かったという。田島氏も、西村さんと別れたのは12時15分と答えているが、なぜか、西村さんの葬儀の席で読んだ弔辞の中で、田島氏はこの「事前打ち合わせ」を「未明の会議」と表現している。「未明」とは一般に夜明け前をいう。この点を問われると、2人とも答えに窮している様子だった。

 「未明の会議」とは「事前打ち合わせ」のことなのだろうか。それとも「事前打ち合わせ」の後の別の会議のことだろうか。別の会議だとしたら、何時の会議だろうか。その会議の参加したのは誰だろうか。

 さらに次の部分。

 翌朝、大畑氏は、ホテル横の非常階段の下で西村さんの遺体を発見する。そのときの様子を大畑氏は、こう証言した。
 「朝6時、ホテルのロビーで待ち合わせをしたが、来なかった。そこで、フロントに部屋をあけてもらったところ、遺書らしきものを発見。『もしや』と思い、非常口に向かうと、階段の下に西村さんが倒れていた」。
 2人が泊まった「センターホテル東京」は、決して高い建物ではなく、また非常階段は、すぐ隣りのビルに面しており、通りからもよく見える。いうなれば「自殺」に適したところではない。普通、「もしや」と思ってすぐ非常口に向かうだろうか。そもそも、「もしや」と思いあたるような自殺の原因は大畑氏の頭になかったはずである。
 一方、田島氏は、西村さんが亡くなったとの電話を受けた時間を「5時半頃」と記憶している。大畑氏が遺体を発見したのは6時過ぎだから、それより前に報告を受けたことになる。先述の「未明の会議」とともに、時間に関する証言の食い違いは気になるところだ。

 田島氏が「西村さんが亡くなったとの電話を受けた」本当の時間は何時だろうか。田島氏が西村さんの死亡を知ったのは何時だろうか。証言通り「5時半頃」であれば、その前に遺体が発見されていることになる。しかし、大畑氏が遺体を発見(たぶんホテルの従業員も確認)したのは「6時過ぎ」だから、その後に電話を受けなければおかしい。大畑氏が西村さんの死亡を知ったのは何時だろうか。田島氏同様、本当は「5時半頃」なのか、もっと前なのか。

 さて、警察の発表だと「1月13日午前5時頃死亡」ということらしく、また「1月13日午後10時頃死亡」の可能性もあるらしい(参照)から、その時間の登場人物の行動が重要になる。また、ホテルマンがホテル周辺を巡回して異常がなかったのは「午前4時頃」らしい(参照)から、それが正しいのなら「午前4時頃」から後ににホテルで何が起こったのかが重要になる。

 証拠としては、田島氏や大畑氏の証言に誤りや嘘があるのなら、それを示す確実な証拠が欲しい。二人の証言の食い違い以外の証拠が欲しい。


【「もんじゅ・西村成生裁判」に関する私の他の記事】


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
カテゴリー:ブログを読んで
共通テーマ:日記・雑感

読者の反応

nice! 0

sonet-asin-area

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました