共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
2007.09.12 19:01
第一発見者は誰?
『遺体発見 供述と証言』(西村成生)を読んで
http://labour.at.webry.info/200709/article_2.html
西村成生さんは自殺したとされているが他殺の疑いがあり、遺族は真相を解明するため動燃(動力炉・核燃料開発事業団。今では日本原子力研究開発機構。参照)の安全配慮義務違反ということで訴えている。西村成生さんの死に関してはこれまでに何度か私のブログでも触れた(参照)。
今回の記事は、西村成生さんの遺体が発見された直後のことが時系列で記述されている。読むと明らかに異常なことが分かる。下は記事の一部。
5:30(証言)田島は動燃事務方から、西村が飛び下り自殺と連絡を聞いた。
(5:30以前に別の遺体第一発見者がいた事になる)
(5:30以前、第一発見者が田島に飛び下り自殺と連絡した事になる)
6:10(供述)大畑が遺体を発見した
●警察発表及び認定は虚偽。
・第一発見者は大畑以外に別にいたのではないか?
・「第一発見者大畑が6:10ホテル敷地内で西村を発見した。」
という発表は虚偽ではないか?
(中略)
『第一発見者の連絡の前に、飛び下り自殺の連絡があった』
・法廷内は失笑の渦、やっぱりね〜、
第一発見者は大畑氏で、発見したのは「6:10」である。しかし、その前の「5:30」に田島氏が連絡を受けている。第一発見者は誰で、誰に連絡して、誰が田島氏に連絡して、誰が大畑氏に連絡したのだろうか?
自然に考えれば、第一発見者がホテルに連絡し、ホテルが動燃事務所に電話連絡し、動燃事務所が田島氏に連絡し、田島氏が大畑氏に確認するように連絡し、大畑氏がホテルの職員と一緒に確認した、という流れだろう。しかし、第一発見者が大畑氏だとすると…。さて、第一発見者は誰だろうか?
動燃に安全配慮義務違反はないと偏向甚だしい。
安全配慮義務違反は「自殺」が前提だろうから、他殺を自殺に見せていた場合、すなわち「他殺」の場合の「安全配慮義務」とは何かが分からないので、安全配慮義務違反かどうかは分からない。
追記:
第一発見者は、まずは警察に連絡するはず。5:30よりも前に発見されて6:10まで警察が来ないのは変だな。捜査の段階で誰も「変だ!」と思わなかったのだろうか?
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