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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

フレッツ・テレビに対する私の誤解

 私は【地デジを見るのに毎月お金を払うの?】で次のように書いた。

 ちょっと話が逸れるが、インターネット回線を使う地デジ受信は、同時にパソコンでインターネットを利用する時に障害になりそうだが、また、同時に複数のテレビで地デジを受信する時に障害になりそうだが、問題ない? インターネットでは複数のパソコンで同時に通信すると遅くなるはず。特に複数のパソコンがそれぞれ別の重いサイトにアクセスした場合(例えば、ファイル容量の大きなソフトや動画をダウンロードしている時など)に遅くなるはず。インターネット回線を使った地デジの受信では、そのようなことは起こらない?
(地デジを見るのに毎月お金を払うの? - 正己の異論・反論)

 追記に書いてあるように、これは私の誤解に基づく疑問だった。「テレビに光をさしこもう!」の意味を理解していなかった。
 テレビCMの稲垣吾郎さんのようにテレビ画面に懐中電灯の光を当てるのだと思ったわけではない。しかし、アンテナケーブルを接続しなくて良いと思っていたので五十歩百歩だろう。私はパソコンと同じく【ここ】にあるようにLANケーブルで接続するものだと思っていた。【こちら】の方が分かりやすいだろうか。テレビの接続部分を拡大すると、例えば【この図】のようにするのだと思っていた。このような接続であれば、実使用速度は回線の混雑状況等によって低下する(参照)。

 しかし、それは間違っていた。
 【地デジ | テレビに光をさしこもう!】の図を見ると「テレビ端子」に同軸ケーブルで接続するようになっている。「テレビ端子」とは「アンテナ端子」のことである。テレビの接続部分を拡大すると、例えば【この図】のようにアンテナケーブルで接続する。
 要するに普通にアナログテレビを接続する場合と同じだろう。

 なぜ誤解したか。
 まず、「フレッツ・テレビのご利用には(株)オプティキャストが提供するスカパー!光の契約が必要」(参照)だとは知らなかった。知っていれば「スカパー!光」の情報を参照しただろう。参照しても勘違いのままだったかもしれないが…。
 この件については、総務省からNTT東日本に平成21年2月25日付で次のような要請があったらしい。

2 貴社の「フレッツ・テレビ」サービスについて、利用者が「フレッツ・テレビ」サービスを貴社による放送サービスと誤解することなく、放送サービスの提供主体が他社であることについて明確に理解できるようにするため、放送サービスの提供主体が他社であることを広告に明記すること等について、改めてその周知・徹底を図ること。また、貴社において講じた措置について報告すること。
(総務省|「競争セーフガード制度に基づく検証結果(2008年度)」に基づき講じるべき措置について(要請))

 では、「スカパー!光」はどのような仕組みで地デジを各家庭に提供しているのか。NTTの「Bフレッツ」を使っていそうである。それならば「Bフレッツ」はインターネット用だからLANケーブルで接続するのだと思ってしまいそうだが違うらしい。そもそも各家庭までの光ファイバーケーブルが「Bフレッツ」のインターネット用ケーブルではないか。それならば、回線が混雑すれば…、と思ってしまいそうだが違うらしい。NTT東日本の平成20年6月23日の報道発表【「スカパー!光」の伝送帯域を拡張 新メニュー「スカパー!光 ホームタイプ ワイド」及び「フレッツ・テレビ」を提供開始】別紙2を見ると、光ファイバーの中にテレビ用とインターネット用の2本の線がある。ただインターネット用に繋がっているNGNは「Bフレッツ」ではないらしい。「フレッツ光ネクスト」らしいが、「フレッツ光ネクスト」はテレビも視聴できるらしく(参照)、頭が混乱してよく分からない。片方は(株)オプティキャストに繋がっているので、フレッツ光ネクストによるテレビの視聴とは別なのかもしれない。すると、「Bフレッツ」が利用できても「フレッツ・テレビ」が利用できるわけではないのだろうか。違うらしい。

2.「フレッツ・テレビ」

(1)概要
 「フレッツ光」をご契約のお客様が、「スカパー!光 ホームタイプワイド」を視聴するための映像配信サービスです。NTT東日本が提供する映像伝送サービスである「フレッツ・テレビ伝送サービス」の利用料とオプティキャストが提供する「スカパー!光施設利用料」から構成されます。
(2)利用条件
 NTT東日本が提供する、以下の「フレッツ光」いずれかのご契約が必要です。
 ・ フレッツ 光ネクスト ファミリータイプ
 ・ Bフレッツ ハイパーファミリータイプ
 ・ フレッツ 光ネクスト マンションタイプ 光配線方式※2
 ・ Bフレッツ マンションタイプ 光配線方式※2
 ※2 マンションタイプ 光配線方式に対するオプティキャストのメニューは「スカパー!光 マンションタイプ 光配線方式」となります。

 ところで、『「フレッツ光」とは、「フレッツ 光ネクスト」および「Bフレッツ」の総称』(参照)らしく、ややこしい。

 話が逸れたが、【「スカパー!光」の伝送帯域を拡張 新メニュー「スカパー!光 ホームタイプ ワイド」及び「フレッツ・テレビ」を提供開始】別紙2を見ると、NTT東日本が用意する光ファイバーの中には(株)オプティキャストが提供する放送サービス用とインターネット用の2本のラインがあるように見える。ネット上で見つけた【この図】でも、インターネット用とテレビ用が別になっているように見える(リンク元の記事)。同じ図は別の記事にもある(ITmediaAV Watch)。「光ファイバー1芯」とあるので、別ラインではないのかもしれない。「2008年現在、1本の光ファイバーの伝送能力は100Tbpsを越える程度」(参照)とのことなので、別ラインにする必要はないのかもしれない。とにかく、インターネット用とテレビ用は処理が別らしい。私はGyaOのようにインターネット上で提供される動画配信をイメージしていたから勘違いしたらしい。

 この記事を書きながら、調べたらNTT東日本はケーブルテレビ山形とも同じような提携をしたらしい(参照)。【別紙1】を見ると、【「スカパー!光」の伝送帯域を拡張 新メニュー「スカパー!光 ホームタイプ ワイド」及び「フレッツ・テレビ」を提供開始】別紙2と似ている。NTT東日本は地デジ受信の有料化を推進しているようである。有料で地デジを受信しなければいけないのなら、テレビCMはカットしていただきたい。テレビCMを見たい人にはCMだけ別メニューで提供していただきたい。

 最後に一つ。
 ネット上で調べていたら【これ】を見つけた。「フレッツ・テレビ」を批判すると、四十過ぎのおっさんが若くて可愛い女性を苛めているような構図になりそうで、批判しにくい。


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