Firefoxの「選択した部分のソースを表示」は変
Firefoxには便利な機能があって、閲覧中のページの一部分を選択して右クリックして「選択した部分のソースを表示」を選択すると、選択した部分のソースを見ることができる……、というのは嘘。便利だと思っていたので頻繁に使っていたのだが、さっき罠にはまってしまった。
エントリーした記事に久しぶりにテーブルタグを使ったので、間違えているかもしれないと、久しぶりに【Another HTML-lint gateway】でチェックした。酷い点数だった。問題があったのは主に画像を貼り付けているソースだった。大量の画像を使ったのでマイナスが足し合わされて、一桁の点数になっていたように思う。
ソースのどこに問題があったか。
通常は次のように書く。
<img src="" width="" height="" alt="" />
それが次のようになっていたのである。
<img src="" alt="" height="" width="">
私はキーボードで「いめーじ」と入力して変換すると上のような候補が出るようにしてあって、いつもはそのソースを利用する。しかし、前に書いた記事をコピーしようと思って自分のブログから「選択した部分のソースを表示」で表示された下のようなソースをコピーしてしまったのである。「なんでheightが前になっているんだ? 私はwidthを前にするはずなのに…。なんで間違えたんだ?」と変に思ったことはあり、widthが前になるように修正したことはある。Windowsの画像のサイズの情報は「幅×高さ」だからwidthが前にないと不便だからである。しかし、ソースの問題はそんな所にはなかった。
「<img 」は「 />」で閉じなければならない。それなのに「選択した部分のソースを表示」では「>」だけで「 /」が抜けている。それで大きく減点された。コピー&ペーストで同じソースを大量に貼り付けたので、間違ったソースを大量生産してしまった。
「表示」メニューの「ページのソース」を使えば、本来のソースが表示される(改行コードに異常が生じたことがあったような気もする)ようだが、右クリックの「選択した部分のソースを表示」は本来のソースではない。自分が書いたソースではない。ページの作者が書いたソースではない。気を付けた方が良い。
ググってみたら、他のタグで問題を指摘している人がいて、既に広く知られていることかもしれない。これまでに修正されなかったということは、問題ではないのだろうか。
とにかく気をつけてほしい。「選択した部分のソースを表示」で表示されたソースをコピー&ペーストなどして他で使おうなんて思わない方が良い。トラブルの原因になることが多そうである。
それにしても早めに気付いて良かった。
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