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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

HTMLファイルをテキストエディタで開くショートカット

 テキストエディタでHTMLファイルを作成する。拡張子は「.html」や「.htm」である。作られたファイルをダブルクリックする。ブラウザが起動してダブルクリックしたHTMLファイルが開く。私が使っていたMacintoshは違った。HTMLファイルをダブルクリックすると、そのファイルを作ったアプリケーション(テキストエディタ)が起動してダブルクリックしたHTMLファイルが開く。頻繁にHTMLファイルを編集する場合は便利だった。これはMacOS9以前に保存されたファイルには作成したアプリケーションの情報(クリエータコード)が含まれていて、ダブルクリックするとクリエータコードに該当するアプリケーションが起動する仕組みだったからである(参照)。同じテキストファィルでも作成したアプリケーションが異なると、ダブルクリックした際に起動するアプリケーションも異なる。それに対し、Windowsでは拡張子で起動するアプリケーションが決まってしまう。
 その仕様が不便なので、最初はMac時代の癖で、ファィルをアプリケーションのショートカットアイコンの上にドラッグ&ドロップして起動するアプリケーションを選択していた。しばらくすると、ファイルの上でマウスを右クリックして「プログラムから開く」からアプリケーションを選択する方法を覚えた。起動するアプリケーションを選択したいときには便利なのだが、HTMLファイルのようにテキストエディタで頻繁に編集する場合はダブルクリックだけで開くよりも面倒である。拡張子の「.html」と「.htm」をテキストエディタに関連付けしてしまえばダブルクリックだけで開くことが可能だが、基本的には拡張子が「.html」と「.htm」のファイルはブラウザで開き、特定のHTMLファイルだけテキストエディタで開きたい場合には、拡張子とアプリケーションを関連付けてしまうと不便になる。
 では、どうしたら良いか。ダブルクリックだけで特定のファイルを特定のアプリケーションで開くことは可能なのだろうか。実は可能である。
 MS-DOSの時代は頻繁に行っていたような気がするが、「リンク先」が次のようになっているショートカットを作成すれば良い。

"起動したいアプリケーションのフルパス" "開きたいファイルのフルパス"
例(Windows XP):
(ワードパッドでマイドキュメント内の「mutter.html」を開く)
"C:\Program Files\Windows NT\Accessories\wordpad.exe" "C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\My Documents\mutter.html"
(メモ帳でデスクトップ内の「mutter.html」を開く)
%SystemRoot%\system32\notepad.exe "C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\デスクトップ\mutter.html"

 起動したいアプリケーションのフルパスと開きたいファイルのフルパスの間は半角スペースで区切る。フルパスを「""」で囲むのは、フルパスの中に含まれている半角スペースを区切りと勘違いさせないためである…と思う。
 それぞれのフルパスはショートカットを作成して、そのショートカット上で右クリックして「プロパティ」を選択すれば「リンク先」の所に記載されている。それをコピーすれば良い。例えば私のWindows XPの場合は、ワードパッドのショートカットのプロパティは次のようになっている。

ワードパッドのショートカットのプロパティ

 この「リンク先」に記載されたフルパスの後ろに、半角スペースと開きたいファイルのフルパスを加えれば、そのファイルをワードパッドで開くことができる。
 開きたいファイルのフルパスもショートカットを作成してプロパティの「リンク先」で確認すれば良い。それをコピーしてワードパッドのショートカットの「リンク先」に記載されたフルパスの後ろに貼り付ければ良い。逆に、開きたいファイルのショートカットの「リンク先」の前にワードパッドのフルパスを加えれば、そのショートカットでもワードパッドが起動して開きたいファイルが開く。アプリケーションのショートカットを加工した場合と開きたいファイルのショートカットを加工した場合では「作業フォルダ」の欄が異なるが、気にしなくても良いような気がする。

 特定のファイルを特定のアプリケーションで開くために、このショートカットを利用する方法はメジャーではないのかもしれない。私も試してみる前に念のためにGoogleで探したが、最初は【特定のファイルのみ別アプリケーションで開くように関連付けたい】を見つけただけだった。その後に【Windows 7のタスクバーをクイック起動と同じように使う方法】(「URLやデータファイルのショートカットを登録する方法」の所に書いてある)を見つけた。他には見つけていない。あまり知られていない手法なのだろうか。見つけた二つのサイトの内、後者はWindows 7の情報でタスクバーにショートカットを登録している。私はWindows XPで「クイック起動」バーにショートカットを入れた。ワンクリックで特定のファイルを特定のアプリケーションを使って開くことができる。

 以上はアプリケーションやファイルのショートカットを使った方法であるが、バッチファイルを使う方法もある。
 テキストエディタで次の(上記のショートカットを使う方法と同じ)ように記載されたバッチファイル(拡張子は「.bat」)を作成すれば良い。

"起動したいアプリケーションのフルパス" "開きたいファイルのフルパス"
例(Windows XP):
(ワードパッドでマイドキュメント内の「mutter.html」を開く)
"C:\Program Files\Windows NT\Accessories\wordpad.exe" "C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\My Documents\mutter.html"
(メモ帳でデスクトップ内の「mutter.html」を開く)
%SystemRoot%\system32\notepad.exe "C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\デスクトップ\mutter.html"

 このバッチファイルをダブルクリックすると「コマンドプロンプト」というアクセサリが起動するが、同時に起動したいアプリケーションが起動して開きたいファイルが開く。そのファイルを閉じれば「コマンドプロンプト」というアクセサリも同時に閉じる。ショートカットを作成する手間を省きたければ、この方が楽かもしれないが、アプリケーションや開きたいファイルのフルパスをコピーする際にショートカットを作成するので、そのままショートカットを使ったほうが楽だろう。

 今日まではアイコン上の右クリックでHTMLファイルをテキストエディタで開いていたのだが、頻繁にHTML文書を変更する必要性が生じたので、楽する方法を探して、上記のように見つけた。ダブルクリックしてファィルを開く癖のある私は、拡張子で起動するアプリケーションが決まってしまうことが「Windowsは使い難い」と思って避けていた理由の一つだったが、右クリックして「プログラムから開く」からアプリケーションを選択する方法以外にも拡張子に関連付けされたアプリケーションを無視する方法を見つけたことで、またWindowsの利用頻度が増しそうである。その分、Macintoshの利用頻度が減りそうである。

追記(2009/12/31):
 バッチファイルを使う方法だと、HTMLファイルを編集した後に自動的にアップロードさせることもできる。

FFFTPを使う方法はわかりませんが、DOS窓のコマンドラインからやる方法があります。

ftp -s:ファイル名 とやるとファイル名で指定した文字がそのままftpプログラムに渡されます。
ftpのコマンドを知っているのが前提ですが、このスクリプトファイルと起動用バッチファイルを作っておけば、クリック一発で自動転送できそうです。
DOSの知識がないとちょっとつらいかもしれません。

-- 例 --
ファイル[upload.bat]
cd c:\xxx\xxx (ファイルがあるフォルダに移動)
ftp -s:script.txt

ファイル[script.txt]
open xxx.xxx.xxx ←接続先
xxxxxxx ←ユーザ名
xxxxxxx ←パスワード
cd xxxx ←フォルダ
put xxxxx ←ファイル名
close
bye

(秀丸とFFFTPで簡単アップロード - 教えて!goo)

 このupload.batの記述の前に上記のHTMLファイルをテキストエディタで開く命令
「"起動したいテキストエディタのフルパス" "開きたいHTMLファイルのフルパス"」
を書いておくと、HTMLファイルを編集して閉じた後に自動的にアップロードされる。
 私は、アップロード後にiモードHTMLシミュレータを自動的に起動させてアップロードできたかどうか確認できるようにもしてある。

 上の「script.txt」にはパスワードが記述されていて、第三者がパソコンを覗けばパスワードがばれてしまう。「script.txt」が外部に流出した場合も危険である。それは【FTP Mask】というソフトを使えば防げそうである。利用させてもらった。


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