既定のブラウザがIEのままThunderbirdからFirefoxを開く方法
Infoseek RSSリーダーが使えなくなって(参照)、Thunderbird 3.1をRSSリーダとして利用することにした。Thunderbirdでは取得したフィードの中に含まれている記事の要約ではなく、Webページを読み込むことができる。アカウントの設定で「標準では Web ページを読み込まずに記事の要約を表示する」のチェックを外せば良い(参照)。
さて、Thunderbirdに表示されたWebページのリンクをクリックすると、Windowsの既定のブラウザで開くのだが、メッセージ内のリンクをFirefoxで開くには、Firefoxが既定のブラウザに設定されている必要がある(参照)。Infoseek RSSリーダーを使っていた時はFirefoxで見ていたのでリンクをクリックしてもFirefoxで開いていた。しかし、ThunderbirdをRSSリーダーとして利用するようになったので、既定のブラウザがInternet Explorer(IE)のままでは、リンクをクリックした時にIEで開いてしまう。URLをコピーしてFirefoxを起動してアドレス欄に入力して開かないとFirefoxで見ることができない。【強制改行されたリンク異常URLにアクセスするバッチファイル】で紹介したbatファイルを使えば少しは楽になるが、もっと楽に既定のブラウザ以外で開けるようにしたい。ずっと不可能だと思っていたのだが、ブログをThunderbirdで見るようになってリンクをクリックする機会が増えたことで、改めて方法を探してみた。そして、見つけた。Launchyというアドオンを使う方法である。
ThunderbirdにLaunchyというアドオンを入れたら、すぐにFirefoxでリンクを開くことができると思ったのだが、残念ながら、少し難しい作業が必要だった。作者のサイトによると、自動的にFirefoxが認識されるらしいが、残念ながら認識されず、Thunderbirdのプロファイルが入っているフォルダの中に「chrome」というフォルダを作って、その中に次のように記載された「launchy.xml」ファイルを作って入れておかなければならなかった。テキストファイルを保存する時はUTF-8形式にする必要があるので注意が必要である。私はShift-JISで保存して一度失敗した。
<configurations xmlns="http://launchy.mozdev.org/configurations">
<application>
<label>Firefox</label>
<type>1</type>
<command>C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe</command>
<arguments></arguments>
</application>
</configurations>
これでリンク上の右クリックだけで、ThunderbirdからFirefoxを開くことが可能になった。
このアドオンを使えば、ブログのソースをテキストエディタで開いたり、画像を自分のパソコン内にあるソフトで開くこともできる。Thunderbirdをメールソフトとして使い始めた時に知りたかったアドオンである。
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