共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
2005.04.11 18:31
与野党の対立を超えて
『水島広子★国会報告 No.226』を読んで
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200504111052240000056084000
次の部分(音声ブラウザで閲覧されることを想定して改行位置を変更しました)
(以下の文書は4月8日下野新聞掲載の記事を転記しています)
(中略)
国会答弁にありがちなリップサービスではなく、尾辻氏が直後に動いた。民主党幹部らに「(水島氏の)言っていることは正しいようだ」と打ち明け、その二日後には既存の方針を撤回し、水島氏の主張を盛り込んだ。
とりわけBCG接種は半年以上前から学会が要求していたにもかかわらず、進展がなかった問題という。水島氏は、「与野党の利害が完全に対立する場合を除いて、きちんと調査し正論で話せば、変わる。だからこそ質問が大切」などと、正攻法の重要性を強調していた。
「とりわけ」の後はインターネット上の記事には載っていないが、紙の新聞には載っていたのだろう。
この記事の『正攻法の重要性』の部分に賛成である。この水島広子衆院議員と尾辻秀久厚生労働相のやり取りこそ、望ましい国会での議論だろう。残念ながらほとんどの野党議員が与党との「勝負」にこだわっているようで、まともな議論が行われていないような気がする。与党の方も「プライド」があるのか、野党に動かされたようになることを嫌がっていそうである。野党の提出した法案には反対して、しばらくしてから似た法案を与党側から、あるいは政府案として出したりする。ただし欠陥だらけ。そんなことがあるような気がする。野党の行動の効果があったわけだから国民にとっては良いのだが、自分達の成果にしようとする与党の態度は情けない。そして、法案が通った時はマスコミは与党の成果として報道しているのではないだろうか。これでは野党議員もやる気を無くしてしまうだろうから、与党との「勝負」に専念してしまう心理も分からないではない。
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