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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

厚生労働委員会の様子

『やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ 第670号(2005/07/03)』を読んで
http://blog.mag2.com/m/log/0000027832/106166931

 今の国会の様子がよく分かる。全文を読んで感じてもらうのが一番良いのだが、以下に一部を引用して私のコメントを付けた。
(引用部分は音声ブラウザで閲覧されることを想定して改行位置を変更しました)

 まずは、厚生労働委員会の様子。

 まず、驚いたことに、7月1日の委員会は、定足数が足りず何度もストップしました。多くの障害者の生活と命がかかっている法案なのに、こんな情けないことはありません。衆議院厚生労働委員会は、45人の議員ですが、過半数の23人がいないとストップします。
 しかし、私が質問した45分間だけでも2度も定数割れでストップ。与党議員の多くは都議会議員選挙の応援でいません。更に、廊下で電話している与党議員の電話を聞いていても、「反対するかどうかは今は言えません・・・」というような発言ばかり。そう、マスコミの取材に対して、郵政法案の賛否を答えているのです。つまり、多くの与党議員の頭は郵政で一杯であり、自立支援法案への関心は低いのです。

 私もビックリ仰天しましたが、委員会中に定数が割れないか、委員会室を何度も見回しましたが、与党議員がいるときでも、多くの与党議員が寝ています。あるときは、ほぼ全員が寝ているのです。いくら定足数(23人以上)が大事といっても、座って寝ていればいいと言うものではないです。
(『やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ 第670号(2005/07/03)』)

 水島広子さんのメルマガで何度も述べられていたような気がするので、このような与党議員の態度は想像できたが、改めて聞いてがっかりした。国民の生活を左右する大切な法律がこのような不真面目な議員たちによって作られているのである。国民は国会がこのような状況であることを知っておいた方が良い。報道されていることだけでは分からないだろう。

 次に審議の内容について。

 7月1日には、私の45分間を含め、合計4時間半、野党議員が質問しました。これも驚いたことですが、3週間ぶりに自立支援法の審議に復帰したにもかかわらず、答弁が3週間前と全く進歩していないのです。見事に従来の答弁と同じ。厚生労働省の答弁も尾辻大臣の答弁も聞き飽きた決まり文句ばかりです。
(『やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ 第670号(2005/07/03)』)

 審議が形だけのものであることが分かる。メルマガの他の部分でも触れられているが、尾辻厚労相は官僚が作った文章を読むだけ。すでにシナリオができているのである。あとは閣僚や国会議員に官僚の作ったシナリオ通りに演じてもらえば良い。それが官僚の望みなのかもしれない。昔、新閣僚が決まった時にある国家公務員から聞いた独り言。「俺たちの邪魔をするなよ」。それが本音の官僚が多いかもしれない。
 ただ、メルマガを読むと厚生労働省も問題に気づいている様子だが、「財務省の要請で仕方なく」という感じらしい。
 それと、もう一つ。もしも廃案になったら、この法案を作った厚労省の人は成果を失うことになる。頑張って作ったのに…、という思いから法案を通そうとしているのかもしれない。譬えると、せっかく作った料理を食べもらえずにごみ箱に捨てられてしまうのが嫌で無理やり食べさせようとしているような感じである。気持ちは分かるが、捨てられたら、不味い料理を作ったことを反省して諦めた方が良い。

 私は、この法案について与党議員と過去1ヶ月半くらい連日議論を重ねてきましたが、一番残念なのは、「この法案はどうしても必要だ。何とか民主党、協力してほしい」と、信念を持って言う与党議員がいないのです。

 「問題の多い法案だけど、何とか頼むよ」「俺は反対だけど、まあ政府提案だから、通さないとダメだ」「なぜ、急いでこんな法案を出してきたのか俺にもわからない」「障害者の反対運動が高まれば、それを押し切っての採決はできない。確かに問題の多い法案だから」などと言う声が与党議員に多いのです。
 一方、厚生労働省もそれなりには頑張っているのでしょうが、「予算が足らないから、仕方ない」「お金がないから、我慢して」の一点ばり。財務省の説明を聞いているようにさえ思います。いったい、ノーマライゼーションや脱施設や障害者の地域生活支援などの、理念や理想はどこにいったのでしょうか?
(『やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ 第670号(2005/07/03)』)

 さて、これらの与党議員の声を聞いてどう思うだろうか。問題の多い法案であることが分かっているのに成立させようとする。これが今の国会議員たちの最大の問題だろう。「成立させる」という結論が先にあり、法案に問題があろうがなかろうが、成立させようと努力する。何のために成立させるのか。成立することで得する人たちにお金を貰っていないとしたら、与党のプライドだろうか。「間違ったことでも上司に従う」という「会社」に見られる状況と同じようなものだろうか。自分の意思で判断しない、あるいは判断できない国会議員たち。一部の人たちの操り人形にすぎない国会議員たち。そんな国会議員たちによって、国民の生活を、場合によっては生命を左右する法律が作られているのである。
 厚労省の態度はどうだろうか。「医療費抑制に経済指標」の問題では財務省に反対していた厚労省。しかし障害者の社会福祉に関しては財務省(旧大蔵省)の言いなりのようである。医療費に関しては強力な医師会の力が働いて闘えたが、障害者問題では強力な後ろ楯がなくて言いなりなのかもしれない。厚労省の内部でも縦割りで、社会保障に関する理念や理想を皆で共有して助け合って働いているのではないのかもしれない。

 以上、やまのい和則さんのメルマガを読んでの感想を少し書いたが、全文読む価値がある。まだ読んでいない方は全部読んでほしい。→【第670号(2005/07/03)】


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カテゴリー:メルマガを読んで
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