iTunes8.1が暴走する
iTunesをアップデートしてバージョンが「8.1.0.51」になった。2009/3/12に公開されたらしい(参照)。アップデート後にバージョンを確認しようとして「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」を選択した。バージョンが「8.1.0.51」であることを確認した。
バージョンを確認したので「バージョン情報」のウィンドウに用はない。ウィンドウを閉じようとして右上の「×」をクリックした。閉じない。iTunesも終了することができない。タスクマネージャの「パフォーマンス」で確認したらCPU使用率が100%に張り付いている。タスクマネージャの「プロセス」をみるとCPUを占有しているのはiTunes.exeである。「プロセスの終了」で強制終了した。
「ヘルプ」メニューに「iTunes の意見/感想を送る」があったので、選択して【アップル - iTunes - フィードバック】から「バクレポート」として報告しておいたが、改善されるだろうか。
Windowsのタスクバーから右クリックで「閉じる」を選択すれば閉じることができることもある。ポップアップメニューがすぐに消えてしまったり、「閉じる」がタスクバーの陰に隠れて見えないこともあるが、粘り強く何度も右クリックすれば「閉じる」を選択できることもある。暴走することもあるが…。
バージョン「8.1.0.51」には他にも異常がある。
上の「バージョン情報」の図のようにウィンドウのタイトル文字「バージョン情報」の下が切れている。「バージョン情報」のウィンドウだけではない。iTunesのメインウィンドウもタイトル文字「iTunes」の下が切れている。
このようなことが起こっているのは私のパソコン(Windows XP)だけだろうか。パソコンの性能は【Firefox3が遅い!】に書いてあるとおりである。Firefox3には嫌われているらしい。iTunesと同じApple社のSafariにも嫌われているらしく、使用中に突然CPU使用率が100%になって反応が鈍くなる。数分待てばCPU使用率が元に戻るが、CPU使用率が100%になっている間は他の作業ができなくてストレスがたまる。【Safari遅けりゃ履歴を疑え】に書いたように履歴を減らしても改善しそうにない。クッキーの整理(並び替えなど)でCPUを占有しているのではないかと推測しているが、答は分からない。
とにかく、最近のソフトはパソコンの性能が高くないとまともに動作しないようである。iTunes8.1も使い続けると他にもトラブルが起こりそうである。『レスポンスを向上した「iTunes 8.1」』ではなく、『レスポンスが劣化した「iTunes 8.1」』かもしれない。開発者は性能の低いパソコンで動作確認をしてほしい。
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