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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

POP3の設定をしても旧Infoseekメールのメールを新Infoseekメールに移せない

注意:この記事に解決策や対処方法は書いてありません。期待はずれでごめんなさい。m(_ _)m

 長年使ってきたInfoseekメールが事実上廃止されてマイクロソフトが提供するHotmailになった。

今回の合意に基づきInfoseek メールは、2011年9月よりマイクロソフトの運営する個人向けクラウドサービス「Windows Live (R)」を採用した新しいWebメールサービスに移行する予定です。これにより、Infoseekメールのユーザーは、「@infoseek.jp」のメールアドレスのままで、Windows Liveの提供するWindows Live HotmailやWindows Live Messenger、Windows Live SkyDrive(オンライン ストレージ)といった各種サービスを利用できるようになります。
(「楽天とマイクロソフト、「Infoseek メール」を「Windows Live (R)」のプラットフォームで提供することに合意」2011年7月21日 - 【楽天株式会社】ニュースリリース)

 楽天の上記ニュースに気付いたのは最近で7/21の時点ではインフォシークからのメールで知った。そこにはWindows Liveと提携することは書いてあったがHotmailを利用することは書いてなかった。似た内容がインフォシークのブログにも載っている。

■ リニューアル内容 マイクロソフト社が提供する「Windows Live」とタッグを組み、下記を実現します。
[ 機能アップ ]
・メールボックスの容量が無制限
・セキュリティ対策がさらに強力に
[ 新機能 ]
・Officeドキュメントをブラウザ上で編集できる
・Messengerによる音声通話やビデオ通話もできる
・オンライン上のハードディスクに写真やファイルを保存できる
 しかも「25GB」の大容量
(「2011年9月1日に Infoseek メールが新しくなります」2011.07.21 - インフォシーク ユーザサポートからのお知らせ)

 Hotmailになるとは書いてなかったが、「Windows Live」と書いてあったので嫌な予感がしていた。案の定、新Infoseekメールの実体はHotmailだった。私は弟と妹にInfoseekメールを勧めたので申し訳なく思っている。まさかHotmailにされるとは思っていなかった。私は一時期、スパムが多いのでHotmailからのメールを着信拒否したことがある。印象の悪いサービスである。また、7/27にHotmailのアドレスを作って使ってみたが、不安定で使いにくかった(参照)。各種設定の変更がしにくいことも気に入らなかった。設定メニューのツリー構造が分かりにくい。そして、一番の問題は、Hotmailは一定期間使われてなかったメールアドレスを他人が利用できることである。Hotmailはもう使いたくないが自分の使っていたメールアドレスを他人に使われたくないという人から相談されて知った。ネットで調べたら次のように書いてある2009/7/20の記事を見つけた。

CrollはHotmailに場所を移してパスワードを盗みだす努力を続けた。彼はGmailのユーザー名から、この社員がhotmailで使っていたであろうユーザー名を推測することができた。調べてみると、なんとGmailに第2のメールアドレスとして登録されているはずのhotmailのアカウントはすでに無効になっていた。Hotmailでは一定期間利用されていない休眠アカウントを削除し、リサイクルすることにしている。Crollはその hotmailにそのユーザー名で新規登録し、Gmailに戻って再度パスワード・リセットを要求した。こうしてCrollは難なくTwitter社員の Gmailアカウントへのアクセスを確保した。最初のドミノの駒が倒れた。
(Twitterのハッカーとのコンタクトに成功―攻撃手口の詳細が判明した)

 公式の情報は見つけられなかったが、2011年9月の現在でも、他人が使っていたメールアドレスの再利用が可能なことは変わってないだろう。

 さて、旧Infoseekメールが新Infoseekメールに変わるのに伴い、旧Infoseekメールに保存してあったメールを移さないといけない。パソコンに移す方法もあるが、ウェブメールとしてしか使っていない人のために旧InfoseekメールのPOP3を有効にすることで新Infoseekメールに全てのメールを転送できる仕組みが用意された。

手順には2ステップあります。
【かならず、両方のステップを完了させてください】
ステップ1. 旧 Infoseek メールのPOP3を有効にする
ステップ2. 新 Infoseek メール ( Windows Live ) にPOP3の設定をし、旧 Infoseek メールのメールを受信する
==== 【ご注意ください】 ====
※ POP3で受信できるメールは、旧 Infoseek メールの「受信フォルダ」内のメールのみです
※ 新 Infoseek メール ( Windows Live ) に取り込みたいメールは、あらかじめ受信フォルダに移動してください
(POP3の設定で旧 Infoseek メールのメールを取り込むには? - 【インフォシーク】ヘルプ)

 転送できるメールは「受信フォルダ」内のメールだけなので注意が必要である。旧Infoseekメールのフォルダにあるメールを「受信フォルダ」に移さないと転送してくれない。フォルダの数やメール数が多い場合は大変である。私は新Infoseekメールには無いが旧Infoseekメールには昔から用意されている「一括ダウンロード」の機能を使ってeml形式のファイルをフォルダごとにダウンロードした。最終的にはパソコンに保存しようとしていたので良い機会だった。もしもPOP3の設定でフォルダごとに新Infoseekメールに移したければ、一つのフォルダ内のメールを受信フォルダに移して転送されたことを確認して新Infoseekメールに用意した同じ名前のフォルダに移動させ、その後に別のフォルダ内のメールを受信フォルダに移して転送させることを繰り返さなければいけない。しかし、Hotmailで他のアカウントのメールを受信するのは30分ごとらしい(参照)。すると、一つのフォルダのメールを転送した後、次のフォルダのメールを転送するまで30分も待たないといけない。フォルダの数が多いと時間がかかる。仕方ないので、複数のフォルダのメールを一度に受信フォルダに移しておくしかない。

 弟に新Infoseekメールへ移行できないと相談されて、行ってみると、Windows Live用のパスワードの作成を要求されるのだが、旧Infoseekメールのパスワードを入力しても拒否され続けた。仕方なく別パスワードを用意して入力し、新Infoseekメールが使えるようになったのだが、ついでに、旧Infoseekメールのメールを新Infoseekメールに移す作業も手伝った。
 上記の【インフォシーク】ヘルプに従って設定したのだが、一向にメールが転送されない。何度か設定し直したが無駄だった。
 インターネットで検索すると同じように移せない人がたくさんいるようだった。
 やがて、インフォシークが次のようなヘルプを用意した。

POP3設定をしても「旧 Infoseek メールのメールが取り込めない」、または「一部のメールしか取り込めていない」という場合は 旧 Infoseek メールの「受信フォルダ」に取り込みたいメールがなかったことが考えられます。
POP3で取り込むことができるメールは、旧 Infoseek メールの「受信フォルダ」内のメールのみとなります。
(POP3の設定をしても旧Infoseek メールの全てのメールが取り込めない - 【インフォシーク】ヘルプ)

 「受信フォルダ」内のメールも新Infoseekメールで取り込めないから問題なのであって、『旧 Infoseek メールの「受信フォルダ」に取り込みたいメールがなかった』ということはない。

===【 対処 】===
・ POP3設定を一度リセット
・ 旧 Infoseek メールの取り込みたいメールを「受信フォルダ」に移動、未読状態にする
・ POP3を再設定する
※※※ ご注意ください ※※※
POP3の再設定をしても、すぐにメールが受信されない場合がございます。
下記手順の対処をしていただいた後、しばらくお待ちいただき、様子をみていただきたく存じます。
(POP3の設定をしても旧Infoseek メールの全てのメールが取り込めない - 【インフォシーク】ヘルプ)

 この対処法でも旧Infoseekメールのメールを新Infoseekメールで取り込むことはできなかった。「しばらくお待ちいただき、様子をみていただきたく」とあるが、4日過ぎても、取り込めてないことを確認している。このままでは今後も取り込めないだろう。

3. 旧 Infoseek メールにログインし、移動させたいメールを「受信フォルダ」にうつし「未読」にしてください
(POP3の設定をしても旧Infoseek メールの全てのメールが取り込めない - 【インフォシーク】ヘルプ)

 旧Infoseekメールのメールを「未読」にすることは、新しく加えられた情報である。未読じゃなかったから取り込めなかったと考えているのだろうか。残念ながら原因は他にある。「未読」にしても、4日過ぎても、旧Infoseekメールのメールを新Infoseekメールで取り込めない。

 この問題についてインフォシークに問い合わせて回答メールの届いた人がいるらしい。その回答には次のように書いてあったそうだ。

旧Infoseek メールのメールデータ移行をする際に
・POP3設定をしても新メールボックスに取り込めない
・POP3設定時にエラーになり設定できない
という状況になっている場合は、マイクロソフト社が提供している
「Windows Live メール」を使ったInfoseek メールの管理、および
データ移行を提案いたします。
なお、弊社では「Windows Live メール」のソフトウェアに関する
サポートを行っておりません。
(893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/09(金) 23:44:20.55 - infoseek×windows live)

 POP3を使った転送を諦めろということだろう。トラブルの原因はインフォシーク側にあると考えられるのだが、インフォシーク側はPOP3の設定をしても旧Infoseekメールのメールを新Infoseekメールに移せない問題を解決する気が無いということだろう。

 私はこの問題について弟のメールアドレスで確認していたのだが、弟は諦めて旧Infoseekメールのメールを全て削除してしまったそうだ。インフォシークがこの問題を解決したかどうか、私の環境では確認できなくなった。この問題に対するインフォシークの今後の対応が気になるが残念である。

 インフォシークのサポートの姿勢には好感が持てないが、Infoseekメールは今後も使い続けるしかなそうである。Infoseekのメールアドレスで様々な業者のサービスに登録してある。これらの登録メールアドレスを全て変更するのは手間がかかる。メールアドレス自体がIDになっているサービスもある。では、アカウントを削除して必要な業者のサービスだけ別のメールアドレスを再登録するのが良いだろうか。これも危険である。上記のように新InfoseekメールはHotmailを利用していて、Hotmailは一定期間使われてなかったメールアドレスを他人が利用できる。もしも他人が私のメールアドレスを利用したら、その人の所に私がメールアドレスを登録した業者からのメールが届く。業者からのメールには「○○様」などと本名が記載されているものや、リンクをクリックするだけでサービスにログインできるURLが記載されているものもある。すなわち、他人が私の本名を知ったり、私が登録した様々な情報を知ることができる。また、上記の【Twitterのハッカーとのコンタクトに成功―攻撃手口の詳細が判明した】に書いてあるハッカーの手口は、アカウントを利用してないのに他のサービスにHotmailのアドレスを登録したままだった人がいたために可能になった。だからHotmailになったInfoseekのメールアドレスは使い続けなければいけない。
 幸い、私のパソコンの性能で今の新Infoseekメールは大きなストレス無く使える。たぶん、このまま使い続けるだろう。


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