So-net光コラボレーションの接続用IDに注意
追記(2017/4/18):
「ルータ接続IDサービス」は2017年8月31日に終了します。
【ルータ接続IDサービス サービス終了のお知らせ|So-net|お知らせ】
先日、ソネットの接続サービスを「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」から「So-net 光 コラボレーション」に変更した。その時に気になったことがあったのでメモしておく。
まず、このブログ記事に関係あるリンクの一覧。
- So-net 光 コラボレーション (転用) フレッツ光回線をご利用中の方
- So-net 光 コラボレーション NTTの光回線を利用したインターネットサービス
- 「ひかり電話」をご利用の場合の So-net 光 コラボレーション / So-net 光 with フレッツ S / フレッツ光 / Bフレッツ設定方法
- So-net 光 コラボレーション / So-net 光 with フレッツ S / フレッツ光 / Bフレッツのインターネット接続設定 (PR-S300SE ほか)
- ルータ接続IDサービス
- So-net マイページ
- 「フレッツ光」 IPv6サービス
- 光コラボレーション事業者様が提供する光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き
- フレッツ光メンバーズクラブ
「So-net 光 コラボレーション (転用)」の場合、ひかり電話ルータやパソコンの設定を変えずに利用できる。料金を支払う先が変わり、料金が変わるだけと考えても良い。だから、「So-net 光 コラボレーション (転用)」のページの【ご利用開始まで】の手順通りに行うだけで、たとえば私の場合、「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」から「So-net 光 コラボレーション」に切り替わるはずである。
順調にステップ3まで進み「So-net契約内容のご案内〈コース変更〉」が届いた。同時期に『「So-net 光コラボレーション」開通のご案内』という葉書も届いた。「開通のご案内」の方は「ご利用開始日」と「工事予定日時」が未記入だったが、工事は必要ないから関係ないだろうと思っていた。後に再び『「So-net 光コラボレーション」開通のご案内』が届き、そちらには「ご利用開始日」と「工事予定日時」の両方が記載されていた。
さて、無事に「So-net 光 コラボレーション」に変更できたようなので、念のためにNTTの「フレッツ光メンバーズクラブ」にログインしてみた。NTTの【転用のお申し込みにあたりご同意いただきたい事項】には「転用日をもって、フレッツ光メンバーズクラブで提供している各種コンテンツおよびメンバーズクラブポイントがご利用いただけなくなります」と書いてある。だから、私は既にログインできなくなっていると思っていた。しかし、ログインできた。
その後もログインして「フレッツ光メンバーズクラブ」を利用した。NTT側での手続きがまだなのだろうと思っていた。しかし、実は心配していたことがあった。「So-net 光 コラボレーション (転用)」のページの【ご利用開始まで】によると、ステップ3に「So-net 光 コラボレーションコース開通までの間、お客さまがお持ちのNTT回線にて、パソコン・モデムの設定後ご利用可能となります」と書いてある。新規入会の場合の案内のようにも見えるのだが「転用」でも何らかの設定が必要なのではないかと心配していた。ソネットの「設定方法」「インターネット接続設定」のページを見て確認してみたが、「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」と同じである。だから変更しようがなかった。当時はそう思っていた。「ひかり電話対応ルーター」正面の「PPP」ランプは緑色でIPv6接続が有効になってないが、「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」と回線が同じなので、IPv6が使えるはずの「So-net 光 コラボレーション」に変わってない証拠にはならなかった。
実は「So-net契約内容のご案内〈コース変更〉」に記載されている「接続用ID」を利用しなければいけないのではないかという思いがあった。しかし、「ルータ接続IDサービス」は継続して利用できるはずで、「So-net契約内容のご案内〈コース変更〉」の「ご利用オプション」にも記載されている。だから、設定の変更は必要ないと思っていた。
ある時、ひかり電話ルータ「PR-400KI」の「接続先設定(IPv4 PPPoE)」の「メインセッション」の「接続先ユーザ名」を「ルータ接続ID」ではなく「So-net契約内容のご案内〈コース変更〉」に記載されている「接続用ID」に変更してみた。ついでに、停止しておいた「接続先設定(IPv6 PPPoE)」の方を接続してみた。「ルータ接続ID」の時は状態が「待機」になり、「障害ログ」では「PPPの認証失敗[IPv6セッション] 」が何度も記載されていたのだが、契約時の「接続用ID」に変更したら、あっさりと接続できて「PPPの認証成功[IPv6セッション] 」となった。
すぐに、「フレッツ光メンバーズクラブ」でログインを試みた。しかし、ログインできず、「Bフレッツとフレッツ光ネクスト間における変更や解約などにより、お客様のご利用回線が確認できません。」と記載されたページになった。「フレッツ光メンバーズクラブ」が利用できなくなった。ポイントはひかり電話ルータの「接続先ユーザ名」を変更する前に、NTTへの料金の支払いのために760円分を利用申請してあり、残を0にしておいたのだが、無効になっていたらショック。
その数日後(直後ではなかった)、ソネットのマイページの「接続サービスのご利用状況」の記載も変わり、「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」から「So-net 光 コラボレーション」に変わったことを示していた。今では「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」の記載がなくなり、「So-net 光 コラボレーション」だけになった。
このことから、「ルータ接続IDサービス」を利用している「So-net 光 with フレッツ S(ファミリー)」のユーザーは「So-net 光 コラボレーション」に転用した場合、ひかり電話ルータの「接続先設定(IPv4 PPPoE)」の「メインセッション」の「接続先ユーザ名」を「ルータ接続ID」から契約時の「接続用ID」に変更しないと、転用が完了しないのではないだろうか。それとも、私が「接続先ユーザ名」を変えた時刻と、NTTが転用を完了して「フレッツ光メンバーズクラブ」を利用できなくした時刻が偶然に一致したと考えるべきだろうか?
もう一つ、気になったことがある。それはIPv6の利用についてである。
「フレッツ光メンバーズクラブ」でポイントの履歴を見る時に、パソコンの認証手続きのようなものが必要だった。パソコンを変えてから見れなくなっていて、認証のためにはIPv6を利用する必要があるのではないかと「接続先設定(IPv6 PPPoE)」の方を接続しようとしたが「PPPの認証失敗[IPv6セッション] 」が続いていた。だから、IPv6で「フレッツ光メンバーズクラブ」を利用することは一度もなく、パソコンを変えてからは古いパソコンのクッキーを利用しなければ履歴が見られなかった。「So-net 光 コラボレーション」に転用後はログインもできないので確認ができない。
上記のように「So-net 光 コラボレーション」に転用後、「接続先設定(IPv4 PPPoE)」の「接続先ユーザ名」を「ルータ接続ID」から契約時の「接続用ID」に変更したら、あっさりと「PPPの認証成功[IPv6セッション] 」と接続に成功したわけだが、「So-net 光 コラボレーション」でも「ルータ接続ID」では IPv6 を利用できないらしい。公式の案内が無いのだが、私の経験ではそういうことになる。「ルータ接続ID」で IPv6 を利用できる日が来るのを待つか、それとも、「ルータ接続ID」の利用をやめて IPv6 を利用するべきか。今は前者を選択しているが、IPv6 を利用せざるを得なくなった時、「ルータ接続IDサービス」の利用は終了しなければいけないのかもしれない。「ルータ接続IDサービス」でもIPv6 が利用できるようになることを願う。
全くインターネットごとはわからんことばかりで、うろうろしています。
うちもSo-net光コラボレーションにしてしまったの(?)。
前のプロバイダは、安くなるっていうから変えたのに特に変化無し。
知人のメールアドレスを見ると、OCN、Plala、NIFTYとメジャーどころが多い。じゃあって有名なSo-netのお話。
これからどんなことがおこるのか…
by 通りすがりのモモです (2015-07-29 15:27)
通りすがりのモモさん、コメントありがとうございます。
私は他のプロバイダーを利用したことがありませんが、
光回線を利用するのなら、
So-net光コラボレーションは悪くない選択だと思います。
ポイントサービスなど、使えるサービスはどんどん使ってみましょう。
by 正己 (2015-07-29 15:50)