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共謀罪を含む改悪組織犯罪処罰法は
【「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動(東京新聞 2017/6/16)】

PhotoFiltre 6.5.1の自動トリミングにバグ?

 気まぐれで確認したら私が愛用している画像ソフトPhotoFiltreがVersion 6.5.1に更新されていた(参照)。【PhotoFiltreでは2色のGIF画像を再保存できない?】で確認した問題が改善されているかもしれないと期待して、早速インストールした。古いVersion 6.3.2は削除した。しかし、このアップデートは失敗だった。

 【PhotoFiltreでは2色のGIF画像を再保存できない?】と同様に青地に赤字で「正己」と書いた画像を作成しようとした。新規作成で大きな青色の下地を用意してから下地よりも小さな「正己」を書き、上下左右の余分な下地を削除するために「イメージ」メニューにある「自動トリミング」を選択した。しかし、下と右の下地は削除されるのに上と左の下地が削除されない。Version 6.3.2では上下左右の全ての余分な下地が削除されていた。しかし、Version 6.5.1では仕様変更なのかバグなのか分からないが、下と右の下地しか削除されない。単純な図形で確認すると次の図のような感じである。

自動トリミング前 自動トリミング後
自動トリミング前 自動トリミング後

 このバグ(仕様変更?)はショックだった。私は「自動トリミング」で上下左右の余白を削除してから上下左右に同じ幅の余白を足すことで画像を中央に配置するテクニックを頻繁に使っていたからである。「白地に赤」の画像では上下左右の余白は削除された。「青地に赤」では「青地」を必要な画像の一部と認識したのかと思ったが、それでは下と右の余白が削除されるのは変である。

 では、【PhotoFiltreでは2色のGIF画像を再保存できない?】の問題はVersion 6.5.1で改善されたのだろうか。

 Version 6.3.2ではGIF画像は「インデックスカラー」のモードで開く。しかし、Version 6.5.1では「RGBカラー」のモードで開くようである。だから、再び「インデックスカラー」に変換してから出ないと再保存できない。その結果、『PhotoFiltreで「青地に赤」のGIF画像を作って保存した後に、再びPhotoFiltreで開いて、すぐに「名前を付けて保存」したら真っ青な画像になってしまった』という現象は無くなった。Version 6.3.2でも、「インデックスカラー」のモードで開いた画像を「RGBカラー」のモードに変換してから再び「インデックスカラー」変換すれば問題が生じなかったので、その一手間を省いた形である。しかし、面倒になった。「インデックスカラー」のモードのままで問題が生じない方が良い。再保存時に元のデータが消えてしまう最悪の事態は避けられるようになったが…。
 では、透過GIFではどうだろうか。【GIMPとPhotoFiltreの透過GIFで頭が混乱】で書いたようなトラブルは生じないのだろうか。確認してみた。
 Version 6.3.2では透過GIF画像は透過GIFのまま「インデックスカラー」のモードで開く。それはVersion 6.5.1でも変わらなかった。そして再保存してみたら、【GIMPとPhotoFiltreの透過GIFで頭が混乱】で書いたトラブルはそのまま残っていた。

 結局、Version 6.5.1になってもGIF画像に対するVersion 6.3.2の問題は残ったままで、「自動トリミング」の問題が追加されたので、Version 6.5.1にアップデートする必要性は無くなったし、むしろアップデートしない方が良い。しかし、私はアップデートしてしまった。PhotoFiltreのサイトに古いバージョンは置いてない。焦ったが、Googleで検索して【PhotoFiltre 6.3.2 日本語 ダウンロード - Brothersoft.jp】というサイトを見つけた。このサイトからダウンロードすることが安全かどうか分からない。正式なサイトではないのでウィルスが混ざっていたらどうしようかと心配になる。しかし、Version 6.5.1を使い続けたくなかったのでここからVersion 6.3.2をダウンロードしてインストールした。通常のインストールとは違った不思議な動作だったが、とりあえずVersion 6.3.2は使えるようになった。

 ここで書いたことを確認したい人は、PhotoFiltreのサイトのインストーラーの無い「zip format」の方をダウンロードして解凍してフォルダの中のアイコンをクリックして起動すると良い。確認が終わったらフォルダごと削除すればアンインストールしたことになるようである。インストーラーを使ってインストールしてフォルダ名が同じVersion 6.3.2に上書きしてしまうトラブルを避けられる。
 GIF画像の問題は解決しなくても良いから、「自動トリミング」の問題が早く改善されてVersion 6.5.2になることを願っている。今度は問題が無いことを確認する前にVersion 6.3.2を削除しないように気を付けたいと思う。

追記(2010/12/12):
 Version 6.3.2ではGIF画像を開いた後に「RGBカラー」のモードに変えても、同じ名前で拡張子が「.gif」のまま保存すれば、GIF画像として保存されるようである。再び開くと「インデックスカラー」のモードになっている。Version 6.5.1でも、再保存時に「インデックスカラー」のモードにしなくても拡張子が「.gif」のままならGIF画像として保存されるかもしれない。それならば、「RGBカラー」のモードに変える手間を省いた分、GIF画像の再保存時にデータが消失する不具合は解決されたと言える。

追記(2012/1/11):
 2011/2/3にアップデートされた6.5.2では自動トリミングのバグは残っていたが、2012/1/6にアップデートされた6.5.3では自動トリミングのバグは無くなっていた。


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