聞きません!地デジの電波状況
私がFOMAを利用しなかったのは、受信エリアが狭いことが理由だった。movaなら受信できるのにFOMAでは受信できないことが嫌だった。しかし、NTTドコモは最近は努力している。その一つが次のサイトである。
【聞かせて!FOMAの電波状況 | お客様サポート | NTTドコモ】
「関東・甲信越」をクリックして表示されたページには次のように書いてある。
ドコモはお客様の声に全力で向き合います
FOMAの電波状況について、皆様の声をお聞かせください。
お寄せいただいた情報は、サービスエリア充実や品質向上に役立てて参ります。
また、ご希望の場合には、改善予定や電波状況などをメールで回答いたします。
※訪問・調査をご希望の方は、「悪い場所がある」を選択し、”お気づきの点”に「調査希望」とご記入後、メール回答を「希望する」を選択し、「連絡先電話番号」を入力してください。(FOMAのサービスエリアとなっている場所について訪問いたします。)
「調査希望」を受け付けるのはFOMAのサービスエリアなのに電波状況が悪い場合だけで、サービスエリアの外からの依頼は受け付けないのだと思うが、「サービスエリアにしたから電波状況が悪くても改善する気はない」という態度と比べたら良い。NTTドコモが独自に調査するだけでなく、客の依頼があった場合も調査する姿勢が良い。
さて、「地デジ」はどうだろうか。国民から電波状況の調査依頼を受け付けているだろうか。
【地上デジタルテレビ放送のご案内】を見たが、見つけられなかった。たぶん、受け付けていないのだろう。地デジを普及させたければ、国民からの調査依頼を受け付ければ良い。地デジ対応テレビを買うのは、調査の結果受信できることが明確になってからで良い。「地デジ対応テレビを買ったのに映らなかった」という残念な結果は避けられる。
人件費などの費用がかかるので総務省は今後も調査依頼は受け付けないだろう。しかし、アナログ放送の右上に大きな「アナログ」文字を表示する嫌がらせをするくらいなら、国民からの声に耳を傾けて電波状況を改善する姿勢がほしい。そんな姿勢は全く見えない。伝わってくるのは「地デジにしろ!」というメッセージばかりで、「あなたのお宅で地デジを受信できるようにするために協力します」というメッセージは伝わってこない。
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