負けず嫌いな人との付き合い方
【無報酬でも問題行動が続く理由を知りたい】を書く前に「負けず嫌いの心理学」でもググってみた。すると、心理学ではないと思うが(自分の意見か引用かは分からない)、負けず嫌いの人との上手な付き合い方について非常に良くまとめられたブログ(社会人の常識:負けず嫌いな人との付き合い方)を見つけた。どれも頷ける。そして笑える。
全文を引用したいが、リンク先を見てもらうことにして、ここでは各対処法の見出しだけ引用する。
(社会人の常識:負けず嫌いな人との付き合い方)
- 存在や価値を認めてあげる
- 上手に仕事を任せる
- 負けてやってあげる
- 相手にしない
- 自分のキャリアを上げる
会社での付き合いについてだから「2.上手に仕事を任せる」や「5.自分のキャリアを上げる」があるのだが、会社以外の人との付き合いでも応用できる。
「1.存在や価値を認めてあげる」は【いんちきで知ったかぶりの専門家たち】で書いたことと似ている。相手を否定するよりは肯定したほうが効果的だろう。図に乗るかもしれないが。
「2.上手に仕事を任せる」は会社以外の関係では、その人が得意にしていることを任せてしまえば良い。実際にやるかどうかは別にして、任せられれば相手は自分を認められているような気持ちになり嬉しいだろう。勝ち負けへのこだわりが減るかもしれない。
「3.負けてやってあげる」は交流分析では始まったゲームを止める方法として使われていそうである。自分が勝つことにこだわる必要はない。ゲームに付き合う労力がもったいない。
「4.相手にしない」は交流分析ではゲームが始まらないようにする方法として使われているだろう。「こちらが感情を見せた途端に急に対応が変わったりします」や「ワナにはまった感じがして気分が悪くなるのが落ち」はゲーム過程の「Switch(転換)/Cross-up(交叉的交流、混乱)」と「Pay-off(結末)」に似ている気がする。ゲームを始めたら不快な結末が待っていると思った方が良い。
「5.自分のキャリアを上げる」は仕事上で相手に勝負を仕掛けられにくくする方法であるが、第三者に対する影響力を上げる方法でもある。「キャリア」は仕事以外では「社会的評価」に置き換えれば良い。社会的評価の高い人と低い人の言動では前者のほうが受け入れられやすい。勝負の判定は第三者が行なう。論理的にどちらが正しいか判断するのが難しい場合は第三者は社会的評価が高い人の意見に軍配を上げるだろう。社会的評価が相手よりも高くなった時点で、できれば大差をつけて相手よりも高くなった時点で、戦う前に勝ち負けは決まっているような感じである。だから相手の評価を下げようとする手段が使われるのだろうが…。第三者が特定の人である場合は「社会的評価」ではなくその第三者にとっての評価を上げるだけで良い。社会的評価よりも目の前の人に対する好悪感情の方が優先されるだろう。
私は負けず嫌いなのだが、年をとるに連れて面倒なことが嫌いになった。面倒なことになるのなら負けた方が良いと思う傾向が強くなった。負けるのが嫌ならば勝負をしなければ面倒なことにもならない。私のブログのタイトルは「正己の異論・反論」なのだが…。初期の記事と最近の記事を比較すると傾向の違いがよく分かる。でもタイトルを変えるつもりはない。(^^;)
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